御祭礼

慶安三年庚寅(1650)年6月より神輿行幸が始まり、時代の流れとともに、現在の8月12日が祭礼日となりました。
例大祭当日は奈良井宿上町、中町、下町の若衆が裃姿となり、鎭神社の御神前でお囃子を奉納後、通囃子を演奏しながらゆっくりと宿場町を練り歩きます。
お囃子をはじめ、屋台獅子、武具行列、神輿、御神馬など数百メートルに及ぶ行列は、眼前に一大絵巻のような情景として展開され、お囃子のゆったりとした独特な調子と音色が歴史ある情景を際立たせます。